ども、チーターです。
とと姉ちゃんの世界は
ここから始まった
といえる大事なシーンがあります。
そのシーンがなければ、
とと姉ちゃんは存在しないという
シーンで、とても印象的なシーンのため、
ここでご紹介したいと思います。
小橋竹蔵と常子が交わした2つの約束のシーンとは?
西島秀俊演じる、父の竹蔵は自身も
早くに両親を亡くしていたため、
日常とは壊れてもおかしくないという
認識を持っています。
だからこそ、無理をしてでも家族で
一緒にいる時間をつくっていたが、
無理がたたり、結核を患ってしまいます。
桜が咲くころには病気を治して、
家族でお花見に行こうと約束した、
小橋一家でしたが、
日に日に弱っていく竹蔵。
桜が咲いても外には出られず、
桜が散ってしまう。
なんとか桜の美しい姿を
竹蔵に見せようと思案する常子は、
布を切って、樹に貼り付け、
満開の桜に見立てた樹をつくる。
常子は母に懇願して、竹蔵を
その樹の元に連れていく。
常子とふたりの姉妹、
竹蔵の会社の仲間が手伝ってくれた、
手作りの満開の桜。
感激した竹蔵は、ありがとうを繰り返し、
子供達の頭を優しくなでていた。
そして、その夜。
興奮が冷めやまぬまま、
竹蔵の部屋の前を通ると、
ふすま越しに竹蔵に呼び止め
られます。
そこで竹蔵は二つの願いを
常子に託します。
一つは、常子の独特な世界観を
大事にして欲しい
ということ。
もうひとつは、
自分の代わりに家族を守ってほしい
ということ。
その時の言葉は、
「約束してくれないか、
とと(父)の代わりを務めると」
という重い言葉です。
常子には、
死を覚悟した竹蔵の想いが、
胸をかきむしられる思いだったが
涙をこらえて頷きます。
それから3日後に竹蔵は永眠します。
家族は動揺しますが、
竹蔵と約束をした常子だけは
気丈にふるまいます。
そして、常子は家族の前で、
竹蔵の代わりにとと(父)のなる!と
宣言します!
ここから、とと姉ちゃんの世界が
始まっていくのです。
父の竹蔵と約束した、
家族と日常を
守っていくことを
胸に抱いたまま。
以上が、竹蔵が死ぬ前に常子と
交わした二つの約束の内容と
シーンです。
このシーンだけでも、
とと姉ちゃんのドラマが
家族の愛にあふれ、
人の想いが繋がっていく
素敵なドラマだと分かりますよね。
是非、朝から素敵な時間を
過ごしていきましょう!
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