ども、チーターです。
肉フェスイベントが流行っていますが、気をつけなければいけないのは食中毒です。
特にお子様や、高齢者の方は免疫力が低い場合が多いので注意が必要です。今回は食中毒の発生件数で一番多い、カンピロバクター感染症について調べてみました。
カンピロバクターは鶏肉の感染経路
カンピロバクターは鶏や牛の腸にいる細菌です!感染経路は経口感染であり、口から取り入れるものから移ります。空気感染はしません。
特に鶏肉は家庭で料理される割合が高いため、感染源になる割合が毎年高くなっています。例え新鮮な鶏肉であっても食肉処理される過程で腸にあるカンピロバクターが付着する可能性はあるので絶対安心とは言えません!鶏肉を生で食べる鶏刺は極めて危険で、国内の食材で流通している鶏肉はすべて加熱用で、熱を入れる事が大前提になっています。
カンピロバクターの症状
カンピロバクターの症状は、2~5日間の潜伏期間のあと、下痢・嘔吐・腹痛・発熱などの症状がでて、下痢に血が混ざることもあります。症状は約1週間ほどで回復にむかうことが多いようです。初期症状はいわゆる風邪の状態と似ていますが、子どもや高齢者は重症になることもあり得るので、早期に病院に行きましょう。
カンピロバクターの予防
カンピロバクターは空気に触れると死滅しますが、冷蔵庫などの低温状態では長期期間生き続けます。
100個ぐらいの少ない菌数でも感染し、一年中発生します。予防には加熱をしっかりすることと他の食材への二次汚染を防ぐことが非常に大事です。
お子様や、おじいちゃん、おばあちゃんのためにも、しっかりと鶏肉には加熱しましょう。
カンピロバクターとギランバレー症候群との関係は?
カンピロバクターはまれに、ギランバレー症候群を合併することがあります。
ギランバレー症候群とは?
ギランバレー症候群は運動神経が損傷して、手足に力が入らなくなる症状です。どの年代でもかかり、男性女性ともかかります。
少しでも体に違和感を感じたらすぐに病院に行って確認してみて下さい。
以上、カンピロバクター感染症についてでした。
せっかく楽しみで行った肉フェスで大変な思いをするのも最悪ですね。
是非、お気をつけください。
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