世界中の至る所で、拡散している
<ジカ熱>の脅威。
注意勧告されても、
ジカ熱とは、どんなものなのか?
何をすればいいのか?
分からないですよね。
そこで、まず敵を知るために、
ジカ熱について調べてみました。
■ ジカ熱とは?
ジカ熱とは、アフリカのウガンダにある
ジカという名前の森に住むアカゲザルが
かかる病気です。
蚊によって媒介されていきます。
蚊の種類は、
<ネッタイシマカ>と
<ヒトスジシマカ>の2種類です。
最初に発見されたのは、1947年です。
そこから、森の浸食や人の往来により、
1950年代に人への感染が確認されます。
1970年代には、東南アジアで確認され、
2013年に南太平洋で確認されるなど、
広がりをみせています。
2015年には、中南米で一気に広がり、
世界中で脅威として日本でも報道されます。
症状は、軽い風邪に似た症状で、
油断しがちなのですが、
このジカ熱による症状は、
<小頭症>と呼ばれる、
胎児の脳の発達が極端におくれる
病気を引き起こす可能性が
指摘されています。
今のところ、直接治癒できる方法は
ありません。
なので、徹底的に予防するしかありません。
特に妊婦の方は最大限注意して下さい。
■ ジカ熱の予防とは?
ではいったいどんな予防策が
取れるのでしょうか?
ジカ熱を媒介するのは<蚊>です。
なので、徹底的に蚊対策をすることが
重要です。
まずは、家の周りに蚊の発生場所を
つくらないことです!
軒下の水が溜まっている植木鉢や、
草刈りされていない庭などです。
さらに、森や林、などには
近づかないことです。
蚊の行動範囲は、大きくて
100m程度です。
家の周りをチェックしておきましょう。
予防策として、<蚊取り線香>は
効果があります。
その際の注意事項は、あくまで
日本産の蚊取り線香を使うことです。
海外で使用するなら、日本から
持っていきましょう。
そのぐらい、海外の海外の蚊取り線香と
日本の蚊取り線香では、
性能・効果に違いがあります!
しかし、逆に虫よけスプレーをつかうなら、
海外製の方が、効果がある場合が多いです。
日本では、虫よけスプレーの有効成分で
ある<ディート>が
多く含まれていないためです。
<ディート>は吸い込まない限り
安全なのですが、
その辺の配慮により、配合量が
極めて少ないのです。
なので、海外で虫よけスプレーを
使う際は、現地で買って使いましょう。
あと、今は持っている方は少ないかも
しれませんが、日本独特の文化の
蚊帳も有効です。
日本での拡散は5月以降?
2016年2月の段階では、
日本国内でのジカ熱による
危険は極めて少ないですが、
5月以降になると、蚊が繁殖します。
そして、海外で感染した方を
介して、拡散する可能性があります。
状況は2年前のデング熱に似ています。
他人事だとは思わず、
しっかり予防策をとっていきましょう!
特に妊婦の方、その周りの方、
注意していきましょう!
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