日本銀行が<マイナス金利政策>
を決めました!
日本では初めての金融政策です。
なので、<マイナス金利>という
言葉自体聞きなれないですし、
何をするのかピンときませんよね。
それどころか、マイナス金利と聞くと、
私たち個人の預金も減ってしまう?
という不安さえ出てきます。
得体のしれないものは怖いですね。
なので、日本銀行が行う、
マイナス金利について調べてみました。
■ マイナス金利政策とは?
そもそも、日本銀行とは何でしょうか?
日本銀行は、銀行にとっての銀行です。
私たち一般人が普段使っている銀行も、
お金を預けたり、借りたり、しています。
その相手が日本銀行なのです。
銀行の銀行ですから、相当大きな額の
お金を扱う事になります。
今の日本銀行の利息は、0.1%です。
高いですね・・・。
私たちが銀行に預けても0.1%も
利息つかないですよね・・・。
まあ、それは横に置いておいて。
つまり、一般の銀行が1億円を
日本銀行に預けると、
1年後には、10万円の利息がつきます。
何もしなくても10万円儲かります。
しかし、これから行うマイナス金利の場合、
(金利がマイナス0.1%になると)
1億円を預けると、
1年後には10万円が引かれてしまい、
預金が9990万円になってしまいます!
なので、プラスの時は、銀行は日本銀行に
積極的に預けようとします。
マイナス金利のときは、日本銀行に預けると
どんどん減っていくので、
企業に積極的に貸したり、有価証券の購入が
増えると考えられています。
■ 私たちの預金はどうなるの?
今回のマイナス金利政策は、
あくまで日本銀行と一般銀行間の話です。
一般の方が銀行に預けている預金は
関係がありません。
なので、マイナスにはなりませんし、
タンス預金にしましょうとはなりません。
とはいえ、今の金利は、
ほぼ無いに等しいですね・・。
■ 一般人には影響はないの?
預金への直接的な影響はありませんが、
経済情勢がどう動くかによって、
大きな影響がでるかもしれません。
見込みとしては、円安の方に振れていくと
思われますが、なにせ、マイナス金利は
日本での経験がありません。
注意深く見ていく必要があります。
ただ未経験のことであっても、
必要なことは、手を打っていくという、
日本銀行の、
さらには、アベノミクスを加速させたい
安倍政権の
強い意志を感じさせる、
一撃ではあったと思います。
消費税の10%引き上げが
近づきつつあるなか、
安倍政権としては、
死に物狂いで、景気を上向きに
しようとしてきますので、
今回のマイナス金利政策も、
その行動のあらわれではないでしょうか。
すこしでも思惑通り、経済がよくなれば
いいですよね。
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